自社の財務管理-私達がよく出会う風景その2-

私達は、(狭い意味での)税理士業だけでなく、一歩、踏み込んだお付き合いをさせていただいております。私達は、そのサービスを“PDCA戦略会計”と呼んでいます。

※ちなみに、PDCAとは、経営管理手法で、P(計画)-D(実行)-C(検証)-A(改善)のサイクル活動を繰り返すことにより、企業体質強化を図る手法のことです。

「PDCA戦略会計で、戦略的な経営を!!」していただくのが、私達の願いであります。

従いまして、他の会計事務所とは、若干、趣を異にしています。

このスタンスを、文章で書いても伝わりにくいのでは。。。と考え、マンガにしようという試みがありました。しかし、事情により、しばし、保留になってしまっています。

シナリオは、私、蛭田が書いたのです。お恥ずかしいですが、このブログを借りて、数回にわたり、そのシナリオを掲載させていただきたいと思います。

さて、このブログは、「私達がよく出会う風景」の2回目です。

1回目は、こちらです。

PDCA戦略会計で経営管理不足に気がついた社長さん (関与し始めの時期、認識に変化が!)

蛭田税理士事務所と契約したての会社(顧問先)で

挨拶のシーンから 「これからよろしくお願いします~。」

私「まず、御社の今までの中身を教えていただきたいと思います。

  中身とは、私達が御社を把握するための質問です。難しいことはありません。

  その質問から、過去の業績について、分析報告します。

  これもお互いが御社についての認識を同じにするためのものです。難しくはありません。

  入り口が違っていたら、その後のコミュニケーションがチグハグになってしまいますか

  ら。」

※独り言

実は、私達がまず、認識していただきたい点が、自社の数字に興味を持ってもらう事です。

中小企業の社長さんは、“年商”は、いくらなのか答えられるのですが、

“粗利益”や、“利益”、“損益分岐点”、1ヶ月の必要資金、などについては、答えるのが難しくなってしまいます。

だから、会計事務所に頼んでるんだよ! という声が聞こえてきそうですが、全然難しくないのです。

何となく、難しそうに見えるだけです。

よくお考え下さい。会社は社長さんの会社ではないですか。

社長さん、自社を強くするために、まずは、財務の面からの

自社を掴みましょう!!

興味を持ちましょう!!

さて、マンガのシナリオに戻ります。

「その後、PDCAのPであるプラン(目標予算)を一緒に作成します。

作成方法は過去の数値を基に、切り口ごとに一緒に作成します。

また、一緒に作成することで、社長さんにとって、目標プランに対しての責任感が出てきます。

難しくはありません。簡単な質問に答えていただくだけです。

最初は、作成する事に意義があります。

このPがなければ、地図を持たずに旅をするようなものです。」

何故、私達が、現状分析もホドホドに、Pの計画策定をし、PDCAのサイクルに走ってしまうかというと。。。。

中小企業は、毎月、毎日が競争です。立ち止まって、現状分析をしている暇はないと思います。

また、いくら現状分析をしても、中小企業は、人、モノ、金に限度があります。

その前提条件で、走りながら、できる範囲で、変わっていかなければならないと考えるからです。

また、結果がすべてという部分もあると考えています。

立ち止まって、深~く現状認識が出来たとしても、自社に変化がなければ、ただ単に“お勉強をした”に過ぎません。

まず、自分なりの目標を立て、小さい成功を重ねていきましょう。

その過程で、自社の弱点も認識し、補強してゆければ良いのではないか、と考えています。

理屈、理論などより、何よりもPDCAによる根拠ある“結果”が出ているのですから!

また、上記の過程を経ることで、税額しか興味のない経営者も、上記のスパイラルを重ねるにつれ、自社の数字に興味が出て来ます。

――その後、D(実行)した結果を比較します。C(チェック)

このC(チェック)で、我々が行うのは、報告と質問です。

報告とは、PとDの結果について。質問とは、どうやってPのとおり達成できたか。

と、どうして、PとDの差がこんなに出てしまったのか?

【PDCA戦略サイクル導入初期の場合】

《ケース1》

私「社長、Pに対して○○の経費が異常に高くなっています。原因は何だと思われますか?」

社長「実は、○○でね。」

――このケースは、黄色信号です。

原因を社長自身が把握している状態です。健康診断でいえば、血糖値が悪いのを検査結果を見る前から認識していたのと同じです。

《ケース2》

私「社長、Pに対して○○の経費が以上に高くなっています!原因は何だと思われますか?」

社長「え~!」

――このケースは赤信号です。

P(目標予算)がなければ、見逃していたかもしれません。

健康診断で例えれば、検査結果が出てはじめて、自分の体の悪い部分を知った。という状態。

気づかなければ、更に悪化していたでしょう。

重要なのは、これからです。

その後、どのように「カイゼン」してゆけば良いのか?を我々と一緒に打ち出しましょう!!

2006年10月11日

東京・品川 経理支援オフィス
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