工場再建請負人のコトバ

以前のブログに書きました。

トヨタ生産方式の伝道者として知られるPEC産業研究所所長 山田日登志氏のコトバです。

先日、飛び込みで営業に来た方が置いていった冊子を読んでみたら、とても面白かったので、その冊子からの抜粋です

山田が考える「カイゼン」は、工場の生産性アップだけでなく、そこで働く人の自主性を促すものです。

言葉で技術は伝わらない。

言葉で言われたことを考える前に、高度させてから考えさせるのが彼の指導方針だ。

一番大切なのは「考える」ことではなく「行動」だという。

そして、ここで重要なのが、相手が自ら考え行動するようになるまでは、突き放すこと。

今までの日本の企業の社員教育は、手取り足取りだったように思います。

金太郎飴のような人材を養成するのが、企業成長の肝だった時代でした。

しかし、現在のような経済環境の激しい現在では、手取り足取りで教育された人材は、使い物になりません。

中小企業であったら、尚更、社員教育にかけるお金も時間も少ないので、即戦力になる人材が欲しいところです。

言われるがまま、上司や指導者に甘えながらやったことは、結局は本人の身につかないという山田氏

では、どうしたらよいのでしょう?

目的に向かって工夫をし、挑戦を続けている人の生き方にはムダがなく、たとえ失敗したとしても、それを糧にカイゼンしていくことができる。

「一番、シンプルで具体的な目標は、お客様を満足させてお金を稼ぐこと。

自分が向上心をもって会社に貢献したことが自分に返ってくるなら、みんな夢中になると私は思っています。」

働く人が自主的に、かつ、やりがいを持って働ける組織、このような仕組みを作りたいですね。

2008年11月28日

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