従業員との関係 残業代の支払いはキッチリと?

事業も安定して従業員を雇用すると、会社運営とは違った“労使関係”という別の次元の問題が出てきます。 

一人でまわしていた(まわすことが可能だった)事業が、本業の実務を従業員に任せることによって、目が届かなくなる部分が出てきて、いろいろな問題が起こるようです。

やはり一番大きな問題は、賃金が発生し、そのバランスの妥当性により会社のスタイル、雰囲気をも変えてしまうことでしょう。 

そこで今回は、事業主から一番悩ましい賃金問題として、よく質問いただく残業代の支払いについてお話しましょう。

「残業代をキッチリと払わなくてはいけない」ということはわかっているけども、それができたら苦労しない、ということです。

まず労働者(今回はあえて従業員を労働者といいます)は、事業主からその労働者の能力に対しての賃金と、その労働者の限りある時間に対してのフィー、という2通りの性質を持ったお金を払っていると考えられます。

「基本給」の中には、その人の技能・能力を見込んでの能力給的意味合いと、8時間分拘束することへの対価を払っていると考えられます。

「残業代(時間外手当)」は、その8時間拘束の範囲外の賃金ですから、時間に対する追加料金ということになります。
 
この基礎の部分を頭にきちんと入った上で、次回このバランスについてお話します。





(2006年08月09日公開)

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