「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」を読んで。

売れているらしいです。

書店で、つい、手にとってしまうネーミングです。

先日の「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」に匹敵するネーミングです。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者の山田真哉氏は公認会計士でしたが、「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」の著者の小堺桂悦郎氏は金融コンサルタントで、元銀行員、元会計事務所勤務だそうです。

会計、税務の仕事に携わっている人間が読んだら、あぁ、その事かぁ~。といきなりアンチクライマックスになってしまうのですが、

アプローチ、お題の設定、キーワードの配置がとても、興味深く、読みたい心をくすぐります。

私は、購入しようと思う本を書店で手に取り、前書きを読むのですが、その前書きに、

「なぜ、年商の四倍の借金のある旅館が潰れないのか?」

「なぜ、イケイケの会社が倒産してしまうのか?」

「なぜ、借金社長は税金を払いたがるのか?」

「なぜ、ラブホテル経営者は税金を払わないのか?」

「なぜ、社長は失敗しても投資し続けるのか?」

などの、リード文章を読み、つい、購入してしまいました。

内容については、深く触れませんが、同じく前書きに書かれていますが、娯楽小説でも読むつもりで、楽しみながら読むには、良いでしょう!

読んで感じたのは、経理はそれぞれ生きた会社のものであり、利益・税金・資金繰りの3つを、今後どのようにしたいのか、によって、捉え方を代えるべし。という事だと思います。

経理の方・会計事務所と事務的な報告・連絡だけしか行っていない場合、数字として、自社を捉えて(捉えているつもり?)も、実際は、把握できていないという事になります。

本当かどうか、確かめるには、もし、自社が休業状態に陥ったら、何ヶ月資金が続くのか?

について、考えてみてください。

回答できた社長さん、素晴らしいです。

また、今後、自社をどのようにしたいのかを掴んでいらっしゃる社長さんがどれほどいるか!?という事です。

掴んでいない、ひょっとすると、自社の現状も掴んでいないから、いきなりとっつき難い経理の勉強をしてしまったり。。。となるのではないでしょうか?

社長は、経営をする方です。

やはり、専門家の力を借りるべきところは借りて、現状を把握しましょう。

その専門家について、この本でも触れています。

本文より

“銀行で融資に断られて、僕のところへなんとかならないか、って困っちゃって(中略)

行くところが間違っている。(中略)

医者にそれぞれ診療科目があるように、コンサルにだてそれぞれ得意分野があるだろうに。

歯医者に行って目が痛いっていうようなもんだ。“

とありました。

まさに、同感です。

付け加えるならば、どこに相談に行って良いか分からない!なのだと思います。

どこに相談に行って良いのかは、中小企業の最も身近なアドバイザーである税理士に聞くのが良いでしょう。

(このような相談に乗れないような税理士さんは、どうかと思います。)

余談ですが、

企業の再建を経営コンサルタントに依頼する会社が多くあります。

弱点克服に専門知識が必要な場合は、外部のブレーンを招聘するのも有効です。

しかし、改善箇所は、企業側で提示できなければなりません。

全ての改善を、コンサルタントに依頼(丸投げ)するのは、ナンセンスです。全てを改善できるコンサルタントはおりません。

あくまで、経営コンサルタントに依頼する際は、依頼内容を絞り込んで、結果を出してもらいましょう。(望む結果も、企業側で提示すべきです。)

計画を作り、PDCAサイクルを繰り返していれば、依頼して望む結果も絞り込めております。

そこから、依頼内容、望む結果も明確ですね。

例えば、決算を迎えようとしている場合には、今後の自社の展開として、銀行から資金を調達するステージ(=資金調達に足る計画や実績が必要)なのか、不必要なので、節税できるかぎりする(=赤字でも構わない。)

を認識できているべきですね。

来週から夏休みの会社さんも多いでしょうから、書籍の紹介でした。

2006年8月10日

東京・品川 経理支援オフィス
マンガで分かる税務調査省略
「誰が対応するの?」スタッフ紹介
お客様の声「蛭田会計の特徴」
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