儲かる会社のキーワード

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【ちがい】にフォーカスしましょう!!

ビジネスを立ち上げる場合、最も早く立ち上げる方法です。

また、ビジネスがうまく行っていない場合、改善すべき箇所がすぐに判明する方法です。

それは、同じような地域、同じ規模など、

「同じ前提条件でうまく行っている同業他社をよ~く観察しましょう!」

ということです。

その観察をするときに、フォーカスすべきところは【ちがい】です。

やっている事は同じであっても、【結果】は違っているのですから。

【結果】に至るまでの【過程】で、違う部分があるハズです。

【結果】が出ているライバルをよ~く観察し、その【ちがう部分】を見つけましょう。

売り方、値段のつけかた、お客様の属性、お客様への声掛け、

仕入先や仕入れ価格などなど。

そっくり真似しましょうという訳ではありませんが、参考になる部分はあるハズです。

自社の弱点や改善ポイントがすぐ発見できる方法です。

良い部分であればドンドン吸収すべきです。

同業他社で、うまくいっているところは真似しましょうという事です。

真似と書くと、盗んでいる感じがしますが、

経営分野で「ベンチマーキング」という立派な方法です。

「千円札は拾うな。」の著者である安田佳生氏(株式会社ワイキューブ)の記事に、

「同じ仕事をしていても業績の良い人と業績の悪い人がいるように、

企業も同じ業種であっても儲かっている会社と儲かっていない会社がある。」

安田氏が、まず行う事としてあげているのが好業績のお店の情報を集めること。

「同じ規模のパン屋さんで3倍もの売上を上げるのだから

何かが決定的に違うはずである。

考えられるのは、味、値段、サービス、立地、ブランド力、広報戦略などだ。

条件をすべて同じにすれば業績は必ず同じになる。

これはパン屋に限ったことではない。

同業で儲かっているところがあるならば、

徹底的に調べ上げて同じことをすればいいのである。」

ところが、真似できない部分があります。

超えるに超えられないこの部分を「参入障壁」といいます。

うまくいっている側からすると、この参入障壁を高めれば高めるほど、

他社が参入できないので、うまくいっている企業は儲かり続けのです。

表面上のモデリングはいけません。

いまの景気で「王将」や「マクドナルド」が儲かっている

という表面だけで判断してしまい、単なる低価格の飲食店

を立ち上げるなどは、ナンセンスですね。

2009年6月18日

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