釣りと経営は同じである!?
最近は、ワラサがよく釣れていたようですね。
私は海の近くに住んでいるので、学生時代はよく釣りをしていました。
今回は、経営を釣りに例えたら、という視点で書きます。
釣りの場合。最初から釣れれば良いですね。
釣れない時は、仕掛けを替えたり、餌を替えたりします。
果ては、ポイントを替えたりもします。
試行錯誤しながら行う訳です。実はこれも、PDCAです。
しかし、経営に例えると、ずっとコンスタントに釣れていなければなりません。
釣れた場合も釣れた理由を自分のモノ(勝ちパターンの理論)にしますね。
釣れなかった場合は、その理由を考えますね。(うまく行かなかった場合の根拠を探る)
ちなみに、微生物であるアメーバも、栄養素であるアミノ酸がどの方向にあるか学習し、よりアミノ酸がある方向に移動するらしいです。
一旦、行った方向にアミノ酸がなければ、その後その方向には、行かないそうです。
経営も同じです。
実は、社長さん自身の頭の中には、PDCAがあると思います。
予測を立て、行動し、うまく行かなかったら方法を変える。
これは、P(計画)-D(実行)-C(チェック)-A(改善)です。
社長さんの頭の中では、お分かりです。
しかし!会社は組織です。1人ではありません。
釣りだったら、自分だけでなく、会社の全員がコンスタントに釣れなければなりません。
釣れるコツ、仕掛け、ポイントについて、共有すべきところは、共有しなければなりません。
経営体質を強化するのは、特別、難しい理屈ではありません。
ただ、組織ですから、複数の人間と同じ認識で、同じ目標を目指し、結果を共有し、次に繋げる行動を取る。
この認識の統制が難しいのだと思います。
また、この認識の統制が“経営”ではないでしょうか!!
○現状を皆さんにも分かりやすく認識していただくこと。
○現状を踏まえた上で、今後、どの方向に、どの方法で舵を取って行くのか?
○実行後、うまく行ったのかどうか?
○計画通り、うまく行かなかったのはどこか?
○何故、計画通り、うまく行かなかったのか?その理由は何か?
○では、計画通りの結果を得るには、他にどのような方法があるのか?
○または、望む結果の設定を修正する必要があるのだろうか?
1人での釣りではPDCAするのに、生活がかかっている経営では、行き当たりバッタリというのは、おかしいですよね!?
2006年11月13日