無借金経営を目指せ!代金をトコトン回収しよう!「借入金を半分にする方法」

先日のブログ「中小企業のための借入金を半分にする方法」で、中小企業が取り組む具体的な施策のうち、「代金をトコトン回収する」という方法がありました。

引き続き「日経ベンチャー」からの引用を踏まえて、その具体的な手順と効果について記載します。

一般的に、手元運転資金を増やす方法として、
代金を現金でもらう。
代金を前金でもらう。
支払いはなるべく後払いにする。
などの方法を行いましょう、と言われています。

しかし、中小企業さんでこのような取引条件を選択又は変更するのは、なかなか難しいものがあります。

もと現実的な方法として、中小企業さんに多く見受けられる未回収の売掛金をなんとかしましょう。
この回収しきれていない売掛金をキチンと回収すること。
その為に売掛管理を徹底し、回収ルールを確立するのが先決だと書かれています。

以下に具体的な取り組みの3つのポイントを上げます。

STEP1
売掛サイト目標を決め、「回収するまでが営業の仕事」との意識を徹底させる。

売掛サイトは、業種によって異なります。
「未上場会社版日経経営指標」によれば、製造業建設業は3ヶ月、サービス業は2ヶ月、小売業は0.4ヶ月が平均値となっています。
この指標を基準に自社で目標を定め、売掛回収も含めた人事考課とし、売掛回収を徹底するなど対応の仕方は色々考えられますね。

STEP2
滞納金への対応ルールをしっかり決める。

滞納がある場合は、1人の担当者だけでの対応は難しいでしょう。
全社的な対応方法を決める必要があります。
ビジネスですから、今までの付き合いなどを排除して、ある意味ドライに割り切らなければなりません。

1)滞納している顧客をリストアップする。
2)滞納額の増減をチェックする。
3)滞納額が多くなったら、現金決済など取引条件を見直す。
4)多額の場合は弁済契約を結び、月割りで返済してもらうなど回収方法について交渉する。

資金が回収できなければ、売れなかった場合以上の損失です。
仕入代金や人件費は当社負担のまま、入金がないのですから。

実践した会社の具体例として掲載されている例を見ても、「ルールに例外を作らず、情の経営から脱却する必要があった。これは苦しい決断だった。」と社長さんの感想が載っていました。

この方法を採用した場合、一時的に売上高が減る可能性もあります。
併せて、情の経営だけではない当社ならではの商品力を磨く企業努力も必要です。

STEP3
納品は月末、仕入日は月初に変更する。

単純な話です。
仕入が月末締めの場合、商品を早く手元に置きながら、支払いをより後にする方法です。

上記の売掛金の入金がキチンとされてくれば、手元運転資金は増えてきます。

ただし、「生もの」を取り扱う会社は取り組めませんね。





(2007年09月10日公開)

→ 定期的に無料セミナーを開催中。詳しくはこちら。

「誰が対応するの?」スタッフ紹介
お客様の声「蛭田会計の特徴」
616人の社長が購読中 「安心経営」通信 クリックして無料購読申し込み
.