“創業者・起業家”の心構え

~これだけは押さえておきたい創業・起業の“基本”を伝授!!~

はじめまして、行政書士の小松原励(こまつばられい)と申します。どうぞよろしくお願い致します。

 ここでは“創業・起業”をご考案中の皆様や、すでに創業・起業をなさっている皆様のために、「気になる&役立つ」情報を提供していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

THEME;創業者・起業者にとって必要な“基本”とは

Que1;さあ、事業開始のスタートライン。“創業・起業”のイメージとは?

Ans1;まず、“創業・起業”するということは、自分で事業展開することであり、自らが経営者として、取引社会の中で主体的に活動する、ということです。そのためには、

1)事業の内容(業種)は何か
2)創めようとする業種につき知識や経験はあるか
3)事業計画(プランニング)は最低2年分あるか
4)資金調達は十分か
5)市場調査は十分か
6)場所や設備(物的条件)やパートナー(人的条件)は整っているか
7)リスク管理はどうか

など、チェック項目を挙げれば多域に渡りますが、まずはこの7項目を自分にあてはめてみることから始めてみましょう。

Que2;“創業・起業”のイメージ(上記1~7)について具体的にお願いします。

Ans2;まず、1)事業の内容(業種)についてですが、創めようとする業種には資格や許認可が必要となるか、という点に注意が必要です。

例えば、診療所の開設、中古品の売買、運送事業のようにスタートの時点から取得しておかなければならないものや、建設業のように工事代金等によって許可が必要となってくるものなど、さまざまです。「自分の事業には許可は必要か?」・・創業・起業のためにまずチェックしておきたい重要ポイントといえます。


Que3;経験がなくても創業・起業できますか?

Ans3;創業・起業には知識と経験が必要と考えますが、経験の不足部分は創業してからでもカバーできる、と言えるでしょう。

経営者になるとさまざまな情報の中から自分が取捨選択し、1つ1つの事項につき決定・実行していかなければならないものです。

こうした「創業者魂(スピリット)」とも言うべき事業の方向性が自分の中にイメージとして育っていれば、創業してからも同業者との交流の中から話しを聞いたり、さまざまなセミナーに参加したり、有識者などの専門家から情報収集するなどして自分の経験として取り込んでいかれるものだ、と考えます。

Que4;「事業計画」ってどんな風に作成したらいいですか?

Ans4;事業計画をたてるには、資金面との調整が不可欠といえますが、まず、どのような事業展開を自分が望んでいるか、具体的な「売上」に結びつけるためのアピールポイントは何か、など、ある意味で自己分析のような作業も必要となってくるでしょう。

ⅰ)自分の得意な分野を「商品化(パッケージング)」する
ⅱ)「商品」としてお客様に利用してもらいやすい形にする
ⅲ)「商品」の提供手段としての営業方法(広告宣伝など)を構築する
ⅳ)「売上」代金の回収方法を明確化する

など、初めは自分のイメージをストレートに表現して「事業計画書」に表現してみましょう。

Que5;自己資金に不安がある場合はどうしたらいいですか?

Ans5;事業計画の裏付けとして資金面でどう対応するか、については大別して

ⅰ)自己資金
ⅱ)他人資金

があります。つまり、初めからすべて自己資金だけに頼ろうとするのではなく、公的機関の制度融資や金融機関からの借入れも視野にいれておくと有利でしょう。

創業してから「売上=成績」に結びつくまでの間には自分への投資期間が必要となるケースも多いので、「資金繰り」と「売上=成績」との間には時間的な誤差(タイム・ラグ)が発生することもある点を押さえておきましょう。

Que6;市場調査ってどんな風にしたらいいですか?

Ans6;取引社会(業界)の中で自分が「売上」を確実に獲得していくためには、まず、自分がいる業界の動きについてよく把握しておく必要があります。

同業他社の手法を知るのと同時に自分がターゲットとするお客様の特定が必要です。

世代や地域、流行や季節、価格帯など、さまざまな要素(ファクター)が混在する中で、どこに自分の焦点(ターゲット)を合わせるか、は、まさに経営者の手腕といえるでしょう。

そのために、日々フレッシュな情報の中に自分の身を投じて経営戦略を練っていく必要があり、インターネットなどの媒体だけでなく、人的なコミュニケーションも大切にしていきたいものです。

Que7;自宅でも創業できますか?スタッフは雇ったほうがいいですか?

Ans7;「売上=成績」を上げるためにはさまざまな「経費」が発生してきますが、特に場所的、人的要素については定期的に発生していくものだ、との認識が必要です。

「経費」の中には「売上」に比例して増えていくものが多いですが、場所と人件費については、逆に言うと「売上」がなくても発生する「経費」です。来客型の場合には店舗が必要となる場合が多いので、スタッフの人選は慎重に行いたいものです。

Que8;リスク管理はどうしたらいいですか?

Ans8;事業展開にはどうしてもリスクは付き物ですから、早めに察知する緊張感と事前の対応が必要です。

事業がスタートしてからは常に自分の事業展開を見直していく必要がありますし、資金繰り面では定期的な経営状況の把握(月次による試算表の作成)を行い、財務内容のチェックを行うことが重要です。

売上代金の回収率などもチェックしておくとよいでしょう。

人事面では、スタッフを社会保険等へ加入したり、仕事中の不慮の事故等に対処するため、労災などの労務管理が必要になります。

許可が必要となる事業については、許可の更新、新規、変更事由に該当する場合に官公庁への定期的な提出物が必要になってきます。

まずは、創業・起業の心構えとして上記1~7の項目について述べさせて頂きました。

私たちは、皆様の“創業・起業”に関する諸問題に迅速に対応させて頂くため、専門家(スペシャリスト)たちによるサポート体制を充実させておりますので、お気軽にご相談下さい。

(行政書士 小松原励)





(2006年06月23日公開)

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