目指せ!!「効率経営」

「社長25h」という会計業界情報誌にクイズが載っていました。

Q.次の3つのコンビニエンスストアの中で、フィールドカウンセラー(あるいは本部)から、最も高く評価される店舗はどれでしょう? これはセブン・イレブンの例です。

1.おにぎりを100個仕入れて、すべて売り切った店舗

2.おにぎりを50個仕入れて、49個売った店舗

3.おにぎりを200個仕入れて、180個売った店舗

売上高が最も高いのは、3ですね。
ロスが最も少ないのは、1ですね。
しかし、「正解は2番」です。


このクイズのキーワードは、「経営資源の有効活用=経営の効率化」です。


1のお店は、仕入れた商品をすべて売り切っており、ロスが最も少ない点では○ですが、もっと仕入れていたら更に売れたかもしれない、という販売の機会損失に陥っている可能性が残ります。
潜在的な販売機会が更にあるのに見逃してしまっているので、経営資源の有効活用の面から判断すると△です。


3のお店は、200個仕入れて180個売っており、売上高が最も高い点では○ですが、20個のロスが生じています。結果的には、仕入過剰だったという事になります。
20個のロスについては、仕入費用だけが係るので、せっかく180個売っても利益が残りません。
経営の効率面からは判断すると△です。


さて、正解の2番の素晴らしいところは、販売の機会損失が最小(0ではないところがポイント)な点です。
「売れ残りが1個」という最小のロスなので、販売の機会損失でもなく過剰仕入れでもないという最高の状態です。効率的な経営という意味では最もよい結果ですね。


この「経営効率」は、データであらわすと「金額」ではなく「割合、比率、%」で表現されます。これは、飲食店や物販業に限った話ではありません。

○現在の業務に対しての人の配置(人件費、従業員数など)の割合はどうでしょうか?

○売上高に対しての家賃負担割合はどうでしょうか?

○売上高に対しての仕入割合、配送費の割合はどうでしょうか?

○全就業時間に対しての仕込み時間の割合、配送時間の割合はどうでしょうか?

ムダや効率の悪い部分があるのではないでしょうか?
売上高や利益額だけでなく、経営の効率化という面から自社を洗い出してみませんか?

中小企業は、限られた「人」、「モノ」、「カネ」でビジネスをしなければなりません。
このムダや効率の悪い点を洗い出し、効率的な経営をしましょう。





(2008年05月01日公開)

→ 定期的に無料セミナーを開催中。詳しくはこちら。

「誰が対応するの?」スタッフ紹介
お客様の声「蛭田会計の特徴」
616人の社長が購読中 「安心経営」通信 クリックして無料購読申し込み
.