経営者が勉強すべきこととは?

昨日は中秋の名月で、満月のお月さんが出ていましたね。私も家族で夜空を見上げました。

さて、福田内閣が発足し、政治の動きも急加速(というか、旧加速?)しそうです。

世の中の流れも速く、10年後に残っている会社も10%?と言われています。

そんな環境の中で経営者がするべきことは何でしょうか?

数多くの経営者にお会いしてきた中で思うのが、勉強している社長さんの会社はすごいということです。10年後も生き残っていることでしょう。

では、何を勉強したら良いのか?

読書の秋にちなんで、ではありませんが、勉強されている社長さんの多くが、本をたくさん読んでいるということです。

最近、読んだ本で「レバレッジ・リーディング」(本田直之著)が面白かったので紹介します。

本を読まない方は、「時間がない、忙しいから本を読む暇がない。」とおっしゃいます。

この本では、「本を読まないから時間がないのだ。」と断じています。

ビジネス書には、努力の末に成功した人の知識やノウハウが詰まっています。

これらを吸収するために本を読み、自分流にアレンジすればもっと効率よく仕事もできる→時間ができる→本を読む→更に効率があがる。

という、好循環になると記載されています。

また、読書の捉え方として、知識を吸収する行為ではなく、「投資活動」として考えよ、と記載されています。

「99%の人間は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが、成功への近道だと思います。試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになるからです。」

ウォルマートの創業者であるサム・ウォルトンでさえ、「わたしのしてきたことは、ほとんどが誰かのまねだ」と言っています。

多くの名経営者も読書家です。

彼らは「一流の経営者になったから本を読んでいる」のではありません。無名の時代から本を読んできたからこそ成功できたのであり、そして、現在も読書を続けることで、一流であり続けているのですね。

最近、電車に乗っていてもビジネスマンが携帯電話を眺めていたり、マンガを読んでいたりと、自分への投資である本を読んでいる方が少なくなった気がします。

そんな中で、本を読んで知識を身につければ、より一層の差が付くのではないでしょうか?

2007年9月26日

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