無借金経営を目指せ!在庫を見える化しよう!「借入金を半分にする方法」

先日のブログ「中小企業のための借入金を半分にする方法」で、中小企業が取り組む具体的な施策のうち、「在庫を見える化する」という方法がありました。

引き続き「日経ベンチャー」からの引用を踏まえて、その具体的な手順と効果について記載します。

過剰在庫は資金を圧迫すると分かっていても、欠品による信用低下を防ぐため、販売の機会損失を逃れるために過剰在庫に陥っている企業は多いです。

大企業であれば、時間とお金を使って、販売予測の制度を上げる、ジャストインタイムの仕入体制を構築することでしょう。

では、中小企業の場合はどの様な方法があるでしょうか?

まずは当たり前のことですが、どれだけの在庫があるのかキチンと把握することです。
実は、この当たり前のことができていない会社が多いのです。

中小企業さんの場合、在庫の棚卸を決算時だけの年1回だけしか行っていない会社が多いです。
これを毎月行ったら?または3ヶ月に1度行ったら?これだけでも無駄な在庫、不良在庫が見えてくるはずです。

更に、棚卸しの作業を楽にする方法として、「まとめる」「かぞえる」「すてる」というキーワードで在庫管理を徹底する方法があります。

在庫が複数の場所に点在しているのであれば、1箇所に「まとめる」。
また、商品を属性ごとに「まとめる」

この「まとめる」ことにより、棚卸しの際の「かぞえる」が楽になります。
また商品、製品、材料の納入作業、搬出作業も楽になります。

なにより、目に見えて在庫が少なくなってきた商品郡の種類が分かる。
また、ずっと滞留している死に筋商品郡の種類が分かりやすく目に入ってきます。

不良在庫は「すてる」(=低価額で処分する)事により、倉庫スペースの有効活用、資金の有効活用が図れます。
不良在庫、売れない商品を売る方法として、神田昌典365日語録で、
「売れない商品は、付加価値をつけて、その付加価値をキチンと表現すれば売れる。」

解説:
いままで売れない商品を売るには、付加価値をつけて、それがお客に感じられるように表現する。
大抵の会社は、どちらもやらない。だから、売れ残ったら、そのまま不良在庫になる。

と書かれていました。一度検討する価値はあるでしょう。

次に更に余裕があれば、商品ごと、属性ごとに出荷量の分析「ABC分析」を行うと良いでしょう。

よく出る商品、なかなか出ない商品が明らかになり、商品ごとの利益率などを検討し、自社が力を入れるべき商品、利益率の高い商品は欠品がないよう効率的な仕入や販売促進活動を行う必要があります。

この「ABC分析」を行なう事によって見えてくることがあるはずです。

全体の出荷量うち、8割を占めるのは、全体の2割前後の品目であるケース。
これは「2対8の法則(パレートの法則)」とも言われています。

顧客視点で言うと、上位2割の顧客への売上が全体の8割の利益をもたらしている。などです。

力の入れるべき商品や顧客が明らかになってくるはずです。


以上、4回に渡って記載しました中小企業の借入金を半分にする方法。
当たり前ですが、企業は資金が回らないと継続できません。

同じく神田昌典365日語録に
商売人が死んでも忘れちゃならない、商売の大原則は
「出て行くお金よりも、入ってくるお金を多くすること」

解説:
お金は、どんなに小さな流れでもいいから、チョロチョロと自分に入ってきているという状態が重要。
チョロチョロ入ってきていれば、それが気付いたときには、大きな流れになって、今度は洪水のように、お金が押し寄せてくる。商売人たるもの、お金の流れを常に注意深く監視しよう。

とありました。

今できる事から「すぐに」始めましょう!!





(2007年09月11日公開)

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