ビジネスにおける「デザインと色彩」の重要性!!

皆さんはお店を選ぶ際、何を基準に決めていますか?

もちろん価格や店員のサービス、品揃えなど、基本的なポイントで決定していると思います。

近年では一日に一度はコンビニに行かれている方が殆どなのではないでしょうか?

では、同じ場所に何店舗ものコンビニがあったら、皆さんはその中からどこのコンビニを選びますか?


当然、人によって回答はマチマチだと思いますが、私はセブンイレブンを選ぶことが多いです。なぜかと言うと私にとってコンビニとは間に合わせで昼食や夜食を購入する際に利用する、要は食物を購入するために利用することが殆どだからです。


人間は色彩に対して一定の法則でイメージを抱くそうです。

一般的に暖色系、特に赤や緑は食べ物を想起させることが多く、食欲につながりやすいとう事だそうです。細かくこの業種にはこの色が良いというデータもあり、そのデータに基づいて、店舗の色彩を決定しているお店もあります。

実際に私も味の違いなんて殆ど分かりませんが、先駆者であるということを差引いても、セブンイレブンに対して、より、おいしそうなイメージを抱いてしまいます。

ひょっとしたら、日本でイタリア料理がこれだけ受け入れられているのは、単純に美味しいというだけでなくあの国旗に理由があるのか!?なんて想像は広がってゆきますが、お店の看板を作ったり、店先のテントや壁面の色合い、素材使いについては大変、留意する必要があるわけです。


ところで私には長年の疑問がありました。

なぜ、ローソンは飲食品の占率の高いコンビニであるにもかかわらず、食欲想起とは対極にあるブルーをイメージカラーにしたのだろうか!?という事です。

調べたところ、もともとはオハイオ州で、牛乳販売業を営んでいたローソンミルク社がおいしい牛乳を販売しており、毎朝来る顧客から「パンや日用雑貨も置いて欲しい」と頼まれて品揃えを広げていくうちに「お客様の便利をお手伝いする。」というコンセプトになり、チェーン店化されたのが発祥の起源で(まるで日本の乾物屋さんそのままですが)、あのブルーは、そのオハイオの澄み切った青い空をイメージしたもの!との事でした。

こうなってくると牛乳とパンを買うときにはローソン!という気分になってしまうから不思議です。連想心理ですね!!


ちなみに、ソニーの会長だった大賀典雄氏は、
「ソニーでは、競争相手のすべての製品がいずれ、基本的に技術も、値段も、性能も、機能も同じになると想定している。
市場で、よその製品に差をつけられるのは、デザインしかない。」
と述べており、デザインを重要視しています。

自社のお店、製品について、ひとつ立ち止まって、顧客の立場からみた、お店、製品のイメージ、について、考えてみましょう!!


中小企業診断士 川口貴之





(2006年11月08日公開)

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