会社って何?(作ってみたけど実体がよくわからない)

登記所で登記をすると会社ができる、ということはよく聞きますね?

当然、本当です。

では、なぜそのようなことをするのかを考えると、より自分の会社に愛着が湧いてくると思うので、記載します。

人は生まれると当たり前に出生届を出して戸籍や住民票を作ります。

それにより一人一人に権利義務が認められて財産を増やしたり、義務教育を受けることができたりするわけです。

それに対し、経営者が会社を生み出しても、それを公の機関で認めてもらうことができなければ世間には認められず、オモテの世界を歩くことができなくなってしまいます。

そこで登記所(法務局)で設立登記することにより会社の戸籍や印鑑証明を作ることができるのです。

会社を「法が認めた人=法人」というのもそんなわけであり、人のように財産を増やしたり、借金をしたり、税金を払うことの権利義務を発生させる為にも必要なわけです。

ですから、法人設立登記はお金がかかるとか、面倒だ、とかおっしゃらずにこれから一緒に成長していく我が子を見守る気持ちで臨んでみてください。

ちなみに、「法人」というのは、法律用語です。

法律用語では、私たち生身の人間のことを「自然人(しぜんじん)」と呼びます。

「法人=会社」と「自然人=人間」という訳ですね。

私たちパートナーはともに育てる保護者の一人としての自覚を持ち、安心して相談できるようがんばってまいります。

2006年6月27日

マンガで分かる税務調査省略
「誰が対応するの?」スタッフ紹介
お客様の声「蛭田会計の特徴」
616人の社長が購読中 「安心経営」通信 クリックして無料購読申し込み